Pro Tools LEの使い方レッスン1/Nest Egg DTM School

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since 2007-11-18
last update 2010-01-04

ambience_arrow01_BU.pngPro Tools LEを使った楽曲制作レッスン1

今回ご紹介させていただく生徒さんは、長野県在住のY.Yさん。学生の頃からバンド活動をし、現在も地元を中心に活動されています。
元々ドラムマシンやMTRを使って多重録音をしていたことがあるようですが、楽器屋の店員さんに勧められPro Tools LEを購入。しかし、インストールや設定がうまくいかず、今までせっかくの機材がお蔵入りになってしまっていたとのこと。
私自身もわざわざ300km離れた場所から当教室にお問い合わせが来るとは思いもしませんでしたが、2日間計17時間の短期集中レッスンでインストールからMIDIの打ち込み、録音の仕方までレッスンさせていただきました。

     

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1小節のドラムパターンを打ち込む

Xpand!を使ってピアノロールにマウスで打ち込む

YY1.pngまずはピアノロール画面で打ち込む 今回のレッスンは、ギター弾き語りで作った曲をPro Tools LEを使って仕上げるという作業を体験していただきます。
Yさんの場合、ギター弾き語りでメロディー、コード進行、構成も固めていたので、それを先にPro Tools LEに録ってしまえば、アレンジをする上で後々楽になるし、アイディアも練りやすくなります。

そこで、仮歌と仮ギターをノリノリで録音できるよう、仮のドラムを打ち込んでおきます。

仮ドラム用として使った音源は、Pro Tools LE Ver.7.0から無料で付属するソフトシンセ「Xpand!」です。
「Xpand!」は、無料なのに1000種類もの音色が入っており、ドラムやベース、ギター、キーボードのほか、曲作りに使うであろうほとんどの音色が揃っています。これを使わない手はありません。

また、Pro Tools LEには、インストゥルメンタルトラックというソフトシンセを使うのに便利な機能がありますので、インストゥルメンタルトラックの作り方と、「Xpand!」の立ち上げ方も合わせてお教えしています。

まず、ギター弾き語りの状態のデモを聴きながら、テンポを四分音符=66に設定。ピアノロール画面にマウスで音符を置いていく方法で、あらかじめYさんがイメージしていたリズムパターンを自ら打ち込んでいきます。
ほどなくして出来上がったデータが左上の画面です。

ベロシティでグルーヴを

YY2.pngベロシティの数値を変えたYさん、初めての打ち込み体験だったのですが、やり方を覚えてしまえば、スムーズに8ビートのパターンを作ることが出来ました。
しかし、このままでは無機質なドラムパターンしか鳴りません。なぜならば、このデータには表情がないからです。
強さも一定、全然ロックな感じではありません。

そこで、Yさんにドラムの打ち込みテクニックを紹介しました。無機質なリズムパターンに表情をつけるためには、アクセントをつけてあげる必要があります。ようは、強い音と弱い音を作ることによって、グルーヴが出てくるようになります。
強い音と弱い音、これをMIDIデータ上で再現するためには、ベロシティという数値を使います。早速やってみていただきました。

右上の画面は、ベロシティの数値を変え、無機質なドラムパターンに表情をつけた状態です。
Pro Tools LEでは、ベロシティもマウスでドラッグするだけで、どんどん変えていくことができます。本当に直感的に作業が出来るので、Yさんも「1日これやってられますねぇ」とすごく楽しそうでした。
また、ロックっぽく聴かせるための技として、タイミングを動かすというのがあります。あまり闇雲にやってしまうと、ヘタクソな感じのパターンになってしまいますが、ポイントを押さえてやれば、瞬く間にロックなドラムパターンの出来上がりです。

ゴーストノートでさらにリアルに

YY3.pngゴーストノートを打ち込んだここまで出来てしまえば、とりあえずドラムパターン作りは終わりにしておいて、次の作業にとりかかっても良いわけなのですが、Yさんのイメージとまだ少し違うようで、「こんなのやりたいんです」というお話。

さて、どういうことがやりたかったのかと言うと…どうもスネアのゴーストノートを入れたいとのことのようでした。
ゴーストノートは、ドラマーがグルーブを出すために無意識で入れている音ですが、確かにこれがあるのとないのでは、聴き映えが全然違います。そして、左の画像のようなパターンが出来上がりました。

1曲分パターンを繰り返して次のステップへ

YY4.png1小節パターンが出来たら、とりあえず1曲分繰り返すこれで1小節のドラムパターンは完成です。
曲として完成させるには、フィルインなどを考えたりしなければなりませんが、とりあえず、1曲分このパターンを繰り返してしまいましょう。

この状態で、仮歌と仮ギターを入れて行きます。


     

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